【コラム】Eye-Fi導入

Eye-Fiが届いたのでセットしてみた。
まず、箱はプラスチックケースに厚紙のカバーがあるだけで、ここで紹介されているようなおしゃれな構造ではありませんでした。

無線LAN内蔵のSD型メモリカード「Eye-Fi」の実力をチェック


DSC01624.jpg


箱の表から見えるSDカードはダミーでただの厚紙。その上のUSBアダプターにささっているのが本物です。


説明書の最後は日本語になっています。但し、書いているのはまずはUSBに挿しましょうと言うこととアプリケーションをインストールしましょうということだけ。どうも仕様がどんどん変わるものだからそれに関する説明は載せていないようです。


SDカードの認識されない部位にインストーラーが隠されているのですが、ウイルスバスターに蹴られるので、一回切った上でインストール。除外設定すればよいのですが、面倒くさいので…


すると、まず、ソフトウェアのアップデート。
次にファームウェアのアップデートです。元々は4.021くらいで、現在、4.271のようです。ところが、ここでフリーズ。USBは抜かないで下さいと表示されたまま延々ダウンロードし続けます。4時間くらい放っておきましたが、終わる気配がなかったのでPCを再起動。すると、無事に終わっていました。


続いて、セッティング。まずはアカウント作成と利用するWi-fiの指定。
とりあえず、家のwi-fiを指定して、さらにフリーWi-fiも利用するにチェックマーク。
次に写真のアップロード先の指定。どうも日本語を選ぶと日本のサービスだけが表示されるようで、全てのアップロード先を表示させて、二つあったSmugmugのうち、最初の方を指定。また、アップロードする写真のサイズも指定出来ます。


写真は非公開にして、Eye-Fiフォルダに入れるように指定しました。
次に動画。動画もSmugmugは受け付けているのですが、私のstandard版ではアップロード出来ないので今回は指定せず。

基本的にこれで終わり。


さて、写真を撮って、そのまま電源をオンにしておくと、3Mの写真だと1枚5秒前後でアップロードされます。一つはEye-Fiのサーバーで7日間保存されるそうです。もう一つはPCのMy pictureにEye-Fiフォルダが出来てその中の日付名のフォルダに保存されています。さらにSmugmugの方も、Eye-Fiフォルダが出来て非公開でアップロードされています。


アップロードされた写真は自動的にカメラから消えるという話もありましたが、初期設定ではそのまま残っているようです。まぁ、消すだけだし、不慮の事故を考えたらそっちの方がSafetyでしょう。


さらにアップロードが終わったら、カメラの電源は自動的にオフになりました。この辺はバージョンアップで改善しているところなのでしょう。
ちなみにカメラはSONYのDSC-HX5です。



と、ここで再度、Smugmugを確認してみると、どうも非公開になっていない。
自分のページには載っていないんだけど、Google検索もできるようになっているし、owner名も隠されていない。

ということで、その辺を隠すように設定し直して再度写真撮影。


まずはEye-Fiサーバーにアップロードされるようです。そこからSmugmugにアップロードという順番のようです。Eye-Fiサーバーへのアップロードが終わるより先にカメラの電源がオフになったので、アップロードして表示するのに少し処理をしているのでしょう。1−2分でSmugmugの方にもアップされました。今度はちゃんとパスワード付きのフォルダの中です。


また、自動アップロードするサービスは一つしか選べませんが、手動なら別のアップロード先も選択出来るようです。


これは使い始めると、確かに便利かも。まぁ、数百枚撮った場合、どうなるのかという問題がありますが…その場合は別のPCに挿せば良いだけなので、数枚しか撮っていない、でも、アップロードしたいなんて時に極めて便利なのがわかりました。