【コラム】再開

ほぼ10日ぶりです。
別に東北の地震の影響ということではなくて、単に昔の仕事を同時にやらないといけなくなったのと、その仕事のストレスで他に何も手が付けられなかったという状態でした。

そのせいではないのですが、昨日は血尿と腹部通で寝込んでいたりしました。
携帯の充電は切れているし、家族がいないと死にそうになっても誰にも助けて貰えないことを実感し、恐怖しました。

が、東北で被害に遭われた方はリアルにそんな状態だったわけですから、その絶望感は想像を絶するものでしょう。

この寒空の中、病気も色々流行っているみたいなので、生き残った子供達の体力が持つことを切に願います。また、亡くなった方のご冥福を祈ると共に生き残っている人達を少しでも護ってくれることをお願いします。


東京の方では、放射能に過剰な反応をしていますが、病気のリスクをトータルで考えれば、冷静に対処出来る簡単な問題だとわかります。

自分なんかは実験でガイガーカウンターがピーピーなるような放射性物質を扱ったりしていたわけですが、自分が扱っている放射性物質は気をつけているから大丈夫だけど、例えば、他の人がこぼしたりしているものは見えないからわからないんです。
だから、たぶん、結構浴びているんだと思います。

で、逆に実際に放射能を沢山浴びて病気になっている人も見たことはあるわけです。胃カメラの透視をしている医師なんかはやっているうちに面倒くさいのと一々ごつい手袋をしているとちゃんとした写真が撮れないからと素手で操作したりするんです。それでも、癌を発症するのは50−60歳くらいです。もちろん、転移して死に至ることもありますが、実際に見ての感想はこんだけ浴びてこの程度なのかというものでした。

確かに癌になる確率は上がります。しかし、普段の努力で浴びて浴びなくても同じくらいの確率にすることは可能だと思います。

癌になるのはDNAに傷害が出来るからですが、その原因は放射能だけではありません。適切な休養を取り、過度な運動をしないようにして、体の中から酸化物を取り除き、余分なエネルギーをため込まないようにするだけでリスクはかなり低減出来ます。体には出来た癌細胞を取り除く機能もあります。たばこ、夜更かし、お酒の飲み過ぎの方がよっぽど体に悪いです。



寄付で集まるお金は復興に必要なお金のせいぜい3%もあれば良い方です。
残りの97%はインフラの再整備などほとんどが税金に依存したものですから、今まで以上に儲けて、消費するしかないわけです。

これで、国債が暴落して、インフレになったりしたら、折角寄付したお金の価値は目減りしますし、家も車も財産も思い出の品も全て無くした被災者の方にとっての虎の子の貯金もその価値を落としてしまいます。

復興という良い言い訳が出来たので、この際、色々と規制解除をして欲しいものです。ジャンプの発行が遅れるというニュースも、実は電子書籍化への良い後押しになるんじゃないでしょうか。漫画なら週刊ジャンプさえ電子書籍に移行してくれたら、後は雪流れ式に一気にその方向に向かうでしょう。地震で高く積み上がった漫画に押しつぶされることを考えれば、マニアもついてくるはずです。


大前研一氏やちきりん氏が新しい町作りを提案していますが、予算を決めた上で、住民達の投票によるコンペをしてみるのも良いかもしれません。

リハビリがてらつらつらと書いてみました。