【コラム】悪口を言ってはいけない理由

人は何故悪口を言ってはいけないのか。
褒めるのとセットで言えば良いとか、本人に直接言えば良いといった意見もあるようです。

しかし、全然現場のことを分かっていない頭の固い上司が古いやり方に拘って見当違いの指示を出し、状況が悪化。さらに悪化した状況を自分の指示のことをすっかり忘れて、部下のせいにするなんてことが起こるたびに、本人にもいうわけにもいかず、飲み屋でくだを巻くのは人間ですから仕方のないことです。

それでも、悪口を言ってはいけません。

悪口を言うということは相手がいるわけです。

例え、その悪口がどんなに筋が通っていたとしても、あぁ、この人は本人のいないところ、もしくは、いるところでも悪口や陰口を言う人なんだということを相手に示すことになります。

つまり、自分は表裏のある人間で信用出来ませんよとアピールしていることになるのです。


それがわかっていても、一度言ったことを覚えておらず、何度も同じ事を注意しないといけない使えない部下や、何度説明しても全く理解している風でない上司の悪口を言うのを止めるのはなかなか至難の業です。


だからこそ、どんな時でも悪口を言わないことが出来れば、人とは違う信頼のおけるポジションに辿り着けることが出来るでしょう。