【コラム】小向美奈子はフィリピンに滞在し続けた方が良いかもしれな

覚醒剤を使うことが犯罪とされていることから、小向美奈子を攻めたり、逮捕されるべきという記事が多いけれど、彼女のためには実はフィリピンに滞在し続けることが良いこともある。

普通、覚醒剤に手を出すにはいくつかの要件が必要。
一つは興味本位、もう一つはストレス
さらにそれらを購買するだけの資金、もしくは換金出来る何らかの資産(男性でも女性でもsex目的で体を売ることもある)

そして、一番必要なのはそれらが手に入る環境だろう。

覚せい剤取締法があるのは、覚醒剤が蔓延すると、社会的生活の効率が著しく落ちるのと、薬欲しさに犯罪に走るものが出てくるから。


よって、一番効果があるのは、覚醒剤使用が拡がる大元の売人を叩くことであり、売人をすることのリスクを最大限に上げることだろう。いくら儲かるからとはいえ、これはやってられないというくらいの罰を用意するわけ。

一方、使ってしまった人は、その恐ろしいほどの中毒性に犯されてしまう。
特にストレスから手を出してしまった人は、覚醒剤を使うことでそのストレスは悪化し、そのストレスからさらに中毒性が上がるという負のスパイラルにはまってしまう。

そして、中毒性は薬剤を使った場所と非常に強い相関性を持つ。
一度、解毒した人が田舎暮らしをしていても、テレビで薬に手を出していた東京の映像を見ただけで、欲しくて欲しくて仕方なくなるのが怖いといったことがある。

要するに解毒したければ、薬を使っていた場所から足を遠ざけなければいけないわけです。
すると、小向美奈子の場合、東京に戻るのは非常に危険。
また、仕事で成功してお金が手に入れば、嫌でも売人が寄ってきます。
それに芸能人としてのストレスが加われば、再犯するのはほぼ防げないでしょう。田代まさしが良い例です。

よって、小向美奈子がフィリピンで薬漬けにされているといった事情がない限り、そのまま向こうで暮らし続ける方が彼女の解毒のためには一番良いわけです。もちろん、実刑を受けて、刑務所暮らしをして解毒するのも一つの方法ですが、その場合も刑務所から出た後は、田舎や外国など薬が売っていないところで再起を期した方が良いでしょう。