【コラム】生活保護で海外生活を取るか、清掃作業を取るか

先日何気に書いた生活保護で海外生活って、意外と面白いかも。
あと生活保護の代わりに現物支給した方が良いんじゃないのかとも以前書いたけど、新しいインフラや仕組みを作らないといけないのでかえって無駄かとも思い始めた。

で、最近は最低労働賃金よりも生活保護の方が得られる金額が高いなんて逆転現象が起きているくらいだからいっそのこと清掃作業など誰でも出来る仕事を必須にするのもありだろう。

まず、最初の生活保護で海外生活について。
金額からいって、先進国では生活出来ません。
また、相手の国が受け入れてくれるのかも問題です。

とはいえ、100万以上のお金を持ってきてくれて、2年間限定で勝手に生活するだけですから相手の国によっては悪くない話。
習慣の違いや足りないもの、相場の違いなどが見えてきますから新しいビジネスを立ち上げてくれるかもしれません。
国内で働くより、そっちを選ぶ人が多いと思いますかね。そんな若者が増えるようならそれはそれでよいことです。


もうひとつは交換条件として人を受け入れるというパターンもあります。
日本には高機能移民は来ないと書きました。そういう能力を求めるのではなくて、貿易のための人脈作りとして限定的に人を日本に呼ぶというものです。ただこれは誰がお金を出すのかという問題もあり、いずれにしろ数がかなり限られてしまいます。

いずれにしろ、ちきりん氏のこれからインドや中国に出稼ぎに出る人が増えるという予言に何か違和感を感じたわけです。というのも、現実には留学する人の数が減っているからです。国に頼りっぱなしの人がいることは分かりますが、インドや中国に出稼ぎに出るってかなり勇気が要ります。もちろん、日本の貯金がそこを尽きて渋々行く、破れかぶれで行くというパターンもあるとは思いますが、それでも日本での賃金が下げれば基本的に同じ事です。向こうの方が賃金が良くなるわけでもないので、国内で何とかしようとするでしょう。しかし、この方法なら今すぐにでも海外に人を送り出すことが出来ます。

また、清掃作業の方ですが、一方で税金を使って、公園を綺麗にしたり、道路を綺麗な状態に保ったりしているわけですが、一方で仕事がない、やりたい仕事がないという理由でお金を貰っているだけの人がいるわけです。じゃあ、別にそういった仕事をやって貰っても良いわけです。そういうことすらやらない人達という意見もあるでしょうが、最近、生活保護受給者が増えていることから中にはちゃんと仕事をしたくても仕事がないという人も多数含まれるはずです。ここのアイデアはもう少し拡充出来そうなので別途書いてみます。