【コラム】社内公用語を英語にしたいあなたに

ユニクロとか楽天とか、社内公用語を英語にするというニュースが流れております。
ユニクロはともかく、楽天は何か痛々しいのは社長が英語でプレゼンしたからでしょう。柳井さんの英語力はどうか知りませんが、楽天の社長があの発音で何故公の場でプレゼンしたかというとそれだけ周りの英語力が低いからでしょうね。

さて、そんでもって、英語を使えない役員は3年後だからにクビにするとまで言ったわけですが、もっと楽に社内公用語を英語にする方法があります。というか、必要なところだけをしっかりと英語にする方法があります。

まず、海外展開部門を作ります。当然、英語や中国語が必要になります。
そんでもって、海外展開部門の給与を通常の3割り増し、国内部門を3割引にします。

そこで一番大事なことは、だれでも海外展開部門に転属希望を出せるということです。
で、試用期間として、業務により、1ヶ月、3ヶ月、半年、一年と区切りを付け、その間は国内部門の給与で働きます。ちゃんと仕事をこなせて業績を上げられるようなら正式な海外展開部門所属として給与を3割上げます。

実質、給与に2倍の差があるわけです。別に公用語を英語にしなくても、本当に必要な英語を必死で勉強するでしょう。学習のためのサポートなんかも付ける必要はありません。但し、成功体験記をポジションが安定してから書かせるのはありでしょう。

もう一つ、大事なことがあります。何故、海外展開するんでしょうか。それは国内に利潤をバックさせるのが目的であり、企業の規模を大きくするのが目的です。よって、3年後に業績が上がっていなければ、3割り増しを減らすこともあるだろうし、逆にもっと増やすこともあるとします。それは国内部門も同じです。国内部門が駄目社員のたまり場ではないんです。国内なら国内でちゃんと今まで以上の儲けを出せる仕組みを作ったならそれはちゃんと評価するというわけです。但し、国内部門、海外部門で競争の仕組みを取り込むということです。