【コラム】ピペド、IT土方が土方から抜け出す方法

最近恐ろしいほどあらゆる角度からの増税を臭わすニュースが増えてきましたね。
ハイパーインフレ、デフォルトは起こらずにやっぱり大増税、公務員の給与はせいぜい10%程度カットでその代わり、周辺の立場の弱い人の職が無くなっていくのでしょう。

昨日の話の続きですが、今までだったら正攻法はやっぱり上の立場にのし上がることだったんです。で、上の立場でありながら下の仕事もちょこちょこ手を出すことで両方の旨みを得ることが出来ます。まぁ、そのためには職場の良質な環境作りから、グループ全体のリスク回避策を多重設置しておく必要がありますが…

ところが、ただでさえ少ないそういうポジションはこれからの時代もっと数が減っていきますし、その立場は必ずしも安全とは言えないものとなりつつあります。

そういう大増税時代でも絶対に枯れない事業があります。電気ガス水道それにインターネットといった生活インフラ、および衣食住と医療です。

アプローチは色々ありますが、そういうありふれた仕事に差別化した方法論で取り組むのです。普通ならそこにアートはありません。現実にそういった職種でクリエイティビティーを発揮している人はあまりいないでしょう。しかし、どんな仕事にもクリエイティビティーを発揮する余地はあります。ITの浮かれた数年しかもたないちょっとしたバブルを見て、あんなのはやりたくないと思う人もいるでしょうが、もっとインフラよりの仕事ならまだまだ参入する余地はあります。但し、最初は見習いから始めないといけません。とはいえ、最終的な起業する時の目標を立てておけば、必ず実現出来ます。基本的に競争相手がゆるいですから。衣服と食事に関しては日本ではちょっと厳しいですけどね。