【コラム】成長する電子教科書アプリ

電子教科書についてのアイデア
恐らく、教科書としては検定が云々という話が出て、これから書く案は採用されないでしょうが、参考書として売る分には問題ないはず。
とりあえず、iPadにアプリとして登録出来る形をイメージしていきましょう。
ただインタラクティブに発展していくのでappleの検査は通らないかもしれないし、そもそも後付のデータは無理かもしれないので、その場合はバージョンアップで対応でしょうか。やろうと思えば、webベースでも出来ますしね。

まず、ひな形となる教科書を用意します。
これは何でも構いません。


学生は質問や問題や要望を載せられるようにします。
例えば、ここをもっとわかりやすく説明して欲しいなどのタグを付けられるようにします。

それに対して、アプリに登録している人は誰でも説明を絵や動画付きで説明出来る世にします。さらにnice!, twitterのタグと連動して順位付けされるようにします。

それだけだと、書き込みのインセンティブにならないので、CMを付けられるようにします。
CMの代金は自由競争。各社がそれぞれのアイデアで料金設定し、書き込む人が自由に選べるようにする。
広告費の数%を貰うようにすることでアプリ自体は無料にも出来ます。

教科書の下1/6くらいをCM欄にしたアプリにして、勉強している学生は嫌いなCMは嫌いボタンで飛ばせるようにする。CM自体は色やデザインが自律的に変わる仕組みを採用(名前を失念したけどそんなサービスがありますね)。

データが貯まってくると、人気の説明だけでなく、学力に見合った説明を推薦することが出来るようになります。学生の実力を問題解答からはかって、同様の実力の人に好まれた説明を推薦するといったことができます。

学生の実力によって、ベストな説明の仕方は変わるので、意外と一人勝ちという状況にはならない。

それぞれの説明にはコメント欄があり、それとは別に間違い指摘コメント欄を設けるのも良いでしょう。

あとは問題と解答を載せていくというパターンもある。
例えば、別の参考書が、そのCMと同時に内容の一部を載せるなんて事も可能になります。
実際に書き込みする可能性は、実は学生が一番多くて、次に家庭教師をしている人、塾、学校の先生、参考書の出版者などでしょうか。

アプリ自体は無料にしないと駄目っぽいですが、インタラクティブに成長する教科書のひな形としてはありでしょう。