【日記】小切手

昨日は飲み会でバタンキューでした。

アメリカに来て4年目にして初めて小切手がATM経由で入金出来ることを知ったw
いつも窓口で入金していたんだけど、そのためには自分の小切手の口座番号が必要になる。手元に小切手を持っていないと番号がわからないからずっと口座に入金せずにいた小切手があったわけ。

先日、銀行の人にカードしかないんだけど、入金出来る?と聞いたらATMでできるとのこと。
で、実際にやってみると、まず入金で小切手を選ぶ。
窓口の場合は裏にサインをする必要があるので一応サインをしてから挿入。
すると、自動的に手書きの金額を読み取って、入金するのはいくらですか?と聞いてくる。
そこでOKをすると終わり。

で、小切手って換金した時点で相手の口座から落とされる。
窓口だと、数字と文字で書き込んだ金額を確認出来るけれど、機械だと恐らく数字しか認識していないはず。
また、そうやって入金された小切手は一日何万もあり、いちいちチェックしていないはず。
一応、挿入して読み込んだときにこれこれの金額ですかと聞いてくるけど、例えば小切手の1900ドルを9900ドルに書き換えることも不可能ではない。

つまり、悪意を持って、トンズラする算段さえついていれば、相手の口座から実際に書かれた以上の金額を落とすことも不可能ではなさそう。恐らくある一定の金額以上の小切手だけピックアップして目視でチェックしているんだと思うけど、百万円程度は保険をかけているのだろうか?

一方、落とされた側の方は例えば、バンカメだと引き落としがあった時点でメールでそのことが伝えられる。個人ならそれが何の小切手かすぐにわかるけれど、会社だと数が多すぎてそれもすぐには把握出来ないだろう。

小切手って、中には換金期限のあるものもあるし、換金し損ねると、払った側が丸儲けできる仕組みなんだけど、受け取る側も故意に多めに受け取れる穴があるわけだ。
この辺のなんとなく性善説、自己責任で社会が回っているのがアメリカらしい。