【コラム】Evernote vs Dropbox vs Smugmug

そろそろ持っているデータも全部クラウドに置きたいなと思って軽く調べてみた。
一応、RAID1の外付けHDDは用意したのだが、面倒くさくて使っていない。それに自分のMacBookProのUSBはたまに同期が外れるため容量の大きいものの一括転送は難しいというのもある。

自分のデータで一番容量を喰うのは写真である。
これに関しては、すでにSmugmugで解決している。世界的なシェアではFlickrがトップかもしれないが、アルバムとしてみる場合やはりSmugmugが一番使い勝手がよい。それなのに何故か日本の写真共有サイト比較では名前が出てこない。
最近はアクセス解析も少し改善されて来ているようだ。もっとも私の場合身内しか来ないのでほとんど意味がないのだが…

2年前の記事だが、今でも印象は変わらないので再掲しておくと、Smugmugがこれ。Flickrがこれ。
http://plaza.rakuten.co.jp/amoknoan/diary/200804280000/
http://plaza.rakuten.co.jp/amoknoan/diary/200804290000/

Smugmugのもう一つ良いところは自分のサイトまで辿れないような暗号化したアドレス名で、しかも、パスワードを付けたアルバムを作ることが出来るところ。ちょっと人に写真を見せたいときに非常に役に立つ。しかも、オリジナルのデータをダウンロード出来るようにも出来るので、写真を配るときはアドレスとパスワードを教えるだけでよい。

コメント欄もあるのだが、全く書き込んでいないのと、Google検索にかからないようにも設定出来るので見知らぬ人が来ることはほとんどないし、来たところでほとんどビデオ撮影のような家族写真が20000枚もあったらどん引きして見て回ることもないようだ。
TwitterにもFACEBOOKにも対応していない潔さでソーシャルとしての機能はガン無視だ。

写真共有サイトには普通厳選した写真を載せる場合が多いようだが、自分の場合は失敗した写真も全て載せている。よほどひどい写真だけHideボタンを後で押して他人に見られないようにしているが、基本的に撮った写真は丸ごと全部載せる。
メリットは写真を選ぶという面倒なことをしなくて済むこと。連続写真のように撮ったものはあたかも動画のようなイメージを与えることが出来ること。まさにストレージとして機能すること。が挙げられる。

年間40ドルで、アップロード量、トータル量、全て無制限のSmugmugを比較対象として今はやりのクラウドストレージを検討してみた。現在のアップロードしている写真はトータル90GB、マイドキュメントは40GB、頻繁に使うファイルは26MBである。
目安としては年間50ドルで容量無制限。

Evernote
手書きのメモ用紙の自動テキスト化機能が付いたらしい。以前指摘した搭載して欲しい機能が実装されたわけである。次はボイスの自動テキスト化機能を期待したいところ。
http://plaza.rakuten.co.jp/amoknoan/diary/20100608/
ここで挙がっている用途ってどれも要らない。所詮メモ用紙置き場ということか…
http://www.evernote.com/about/intl/jp/learn_more/
プレミアム会員の値段も年間45ドルとお手頃。しかし、月間アップロード500MBがいただけない。Smugmugの写真を全部アップロードするのに18ヶ月、頻繁に使うファイルのセーブ回数が月間19回。この時点で駄目。

Dropbox
2GBがフリーで、その次が50GB月々10ドル。頻繁に使うファイルはそんなに多くないので50GBに納めることは出来るが、すると年間100ドル。ちょっと高すぎる。

ということで、データに関しては複数のHDDに保存して、頻繁に使うものだけ、Dropboxのフリーの2GBに収容するというのが今のところ一番便利なようだ。