【コラム】ハイエンドカラオケ〜新しいカラオケサービス

昨日寝る前に思いついたので書いとくデス。

ハイエンドカラオケで検索すると、単に機器が高級とかの意味で使われていることが多いようだ。

カラオケの第一義的な役目はお酒を飲みながらのコミュニケーションです。
今でも残っているでしょうが、店に機械が一台しかなくて全く見知らぬ人同士で楽しむものから、ボックス化されていて、極々少数の身内だけで楽しむものまであり、どちらかというと後者が今はメインでしょう。

数年前日本にいるときに久しぶりに嫁さんとカラオケに行って愕然としたことがあります。とにかく音がライブ過ぎるのです。エコーがかかりすぎて、肝心の最初の直接音がスポイルされています。そもそもその直接音を出すスピーカーの音自体が軽過ぎます。オーディオ的にラジカセ以下。あまりに音が悪くて二度と行きたくなくなりました。

その時はカラオケ終わっている。で、終わったわけですが、別のビジネスモデルを思いついたので書いとくです。

まず、全く新しいタイプの部屋を2つ追加します。片方だけでも構いません。
一つは完全に一人用ブース。一畳程度の部屋を完全にデッドに仕上げます。音は基本的にヘッドフォンのみ。ヘッドフォンは自前の分を利用することも出来るようにします。
マイクは2タイプ。ライン取り出来るように手に持つタイプと、スタジオ録音するときのようにマイクの前にストッキングみたいなものを付けたもの。特に後者はプロっぽくて歌い手の気持ちを持ち上げます。
曲は通常のカラオケ以外に、ニコニコ動画に挙がっている素材も使えるようにして、簡単に録音出来るようにします。録音した音はCD-Rに焼いたり、ニコニコの素材はそのまま動画にして店から直接挙げられるようにします。
さらにtwitter, ニコニコ生放送、なんでも良いのでブースに入っているときに直接リクエストを出せるシステムもありでしょう。まぁ、個人で出来ますからそれは店で用意する必要はありませんが。
部屋の面積も小さくできますし、お一人様のお客さんも取り込めますからリスクはかなり少ないと思います。

上記は歌ってみたを対象にしていますが、もう一つの部屋は踊ってみた、もしくは出来るなら演奏してみたを対象にした部屋です。
踊ってみたって、民家のリビングやワンルームマンションの一室で部屋を片付けきれずに狭いスペースで無理矢理やっていたりしますが、あれをもっとプロっぽく取れるようにする部屋になります。そのため、いわゆるパーティールーム程度の広さが必要になります。リスクを下げるために6畳くらいの部屋にしてしまうのも手です。
基本的に部屋のバックは青いシートか緑のシートにしてしまいます。大きなモニターを付けることも考えたのですが、投資が大きすぎるのでシートにしました。シートと同色の洋服を着なければあとで合成映像にすることができます。この辺は職人さんの腕の見せ所です。店側でテンプレートの映像と合成するサービスがあっても良いかもしれません。まぁ、合成にどれだけ時間と手間がかかるのかは不明ですが、場合によっては職人さんに任せるのでもありです。部屋の照明はかなり明るくして撮影した方が良いので実は光熱費が結構かかるのがリスク要因でしょうか。
テンプレートを用意して、行っていないところでの記念写真を合成して作るといったサービスを織り交ぜるなど、ちょっと工夫が必要かもしれません。