【コラム】iPad喫茶店

iPadに似た製品はこれからいろいろ出るようで、その数50とも言われているが、ここでとりあえず7つ紹介されている。



値段的にはどれもiPadに負けているし、おそらく電源のもちでも圧倒的に負けるのだろう。
windowsが載っているのは汎用性があって良いのだが、それならノートPCで十分なわけで、タブレットの意味がないし、それゆえに今まで売れていなかったのだから。

iPadが一番要望されるシーンは歩きながらと寝転がりながらだろう。寝転がりながらは今までもノートPCでできたけど、仰向けに寝転がりながらだとさすがにタブレットじゃないと快適には画面を見られない。


また、そういうシーンで大事になるのが電池の持ち時間だ。
ゆるゆるの生活をしていたり、逆にきちきちの生活をしていると充電できるのは寝ている間くらいになる。つまり、起きている間は電池切れを起こして欲しくない。

その意味でタブレットを征するものは、電池の問題を制したものと言っても過言ではない。
iPadは今のところ、おしゃれなデザインと豊富なアプリケーションで人気を集めているように見えるが、一番の肝はやはり電池である。

ジョブスはそれがわかっているから、わざわざ電源をできるだけ長持ちできるようにCPUから開発したわけだし、Flashを読み込めなくしたのもそれが一番の原因。
そもそも公称の電源の持ち時間はたいていつけっ放しで何もしていない場合の最大時間であり、あれやこれやの操作をしていると実質半分くらいと思われる。
iPadiPhoneは四六時中扱っているわけでもないので半分でも十分かもしれないが、それでも「うわっ、電池切れ」というシーンは出てくるはずだ。


つまり、電池でブレークスルーを起こした会社がトップを取る余地は十分あるはず。それがSONYになるかどうかはわからないけれど、Xシリーズなどそれなりに研究はしているようだからどうなるだろうか。

自分だったら、どうするか?
たぶん、携帯用の軽い入れ替え用電源と複数の電源を同時に充電出来る仕組みを採用すると思う。
あとは振ったら充電出来る仕組みだけど、効率悪そうだから無理か。

さて、本題。

とりあえず、カラーの端末としてはiPadが一番安くなりそうだから。iPad茶店はどうだろうか。ネットカフェでも良いけど、受付時にお金か身分証明書を預けてiPadを借りられるわけ。さらにそれらのiPadにはそれなりに電子書籍がすでに入っている状態。もし、権利上問題があるようなら、自分のアカウントにアクセスできるでも良い。アメリカのバーンズアンドノーブルは店の中にスタバがあったりするのですが、店の中なら自社のキンデルもどきであるnookで本が読み放題らしい。ということは上記の喫茶店もありなはず。

キンデルくらいのサイズなら歩きながら見るのにもすぐに片付けられるから良いけど、iPadになるとちょっと大きめのカバンが必要。その意味で出先で借りられたらそれはそれで楽だ。漫画喫茶も漫画を盗まれたり、本がぼろぼろになるリスクが減るのであとはiPadそのものの盗難をどうするか考えれば良い。GPS機能で追いかけられるようにするのが手っ取り早いけど、そういうアプリはあるのだろうか。

で、自分が買うかどうか。音声読み上げ機能がどれだけ優れているかわからないが、ちーやんの本読みには良さそう。ただ、これからカメラが内蔵されるようなので3世代くらい後まで様子を見た方が良さそうだ。