【コラム】夏の参院選で民主党が圧勝!!

夏の参院選民主党が圧勝するのもひとつの手だなと最近考え始めた。
キーは小沢一郎で、本人が望むと望まないに関わらず、いつか必ず辞める局面が出てくる。
その時、鳩山も一緒に降りると、自民党には相変わらず入れたくない、かといって、みんなの党や鳩山弟の新党もよくわからないという浮動層が民主党により戻る可能性がある。

ポイントは公務員改革で、これを断行するのに必要な要件が二パターンある。
公務員を支持母体とした今のままの民主党ではこれを実行できない。まして、参院選で票が割れてまた衆議院とのねじれ現象となると一層無理だろう。
恐らく事態を収拾するために政界再編成となるだろうし、一般的にはこの路線が考えられる。
しかし、それだとどこもリーダーシップを発揮できずに結局公務員改革は表面上少しいじっただけのものになり、それこそが検察などをフル動員して既得権を守ろうとしたキャリア官僚の狙い通りのシナリオではないのか。

恐らく小沢一郎参院選で圧勝した暁に例え公務員が大事な支持母体であろうともばっさりと切る政策を打つつもりなのではないかと思う。しかし、それを今、口に出すと一層の抵抗を受ける。

そうならないためには、意図的にしろ、そうでないにしろ、自分が身を引くことで流れを呼び戻し、とにかく参院選で圧勝して公務員切りを断行し、それをバネに支持率を上げて行くしかない。

一方、もう一つのパターンは既成のしがらみに捕らわれず、トップダウンで出来る人が断行するものだ。つまり、橋下知事みたいな人が国政で現れるパターンだ。しかし、正直それだけの人材が国政の舞台に見あたらない。恐らく、上記の民主党の大化け作戦は失敗するだろうから、その時に橋下さんが国政にうって出るつもりなんだろう。もっと凄い人材はいるのだろうが、国政ではやはり知名度がものを言う。
いずれにしろ、我々自身は既得利権に頼った人生プランは捨てて、自分で起業するなり、そういう流れに乗る準備が必要なんだろう。