【コラム】セーフティーネットって必要なの?

いくら規制緩和して起業を増やしても、それが出来る人は限られているわけでどうしても職にあぶれてしまう人が出てくる。

そういう人のためのセーフティーネットといっても、お金をあげるだけでは自分の好きなように使われるだけというのを派遣村の一件で分かったはず。
そうすると、健康な人に支給される生活保護って勤労意欲を削いでいるだけのように思えてくる。

それならいっそのこと、セーフティーネットを全部現物支給にしてみてはどうだろうか?
セーフティーネット用の住居、食料、生活用品全てをまず入札制にする。
これこれを一番安く卸してくれるところからそれらを買うようにします。

次にセーフティーネットを受けたいと思っている人達をコミュニティーに区切って、畑仕事、調理、ものの修理、介護など仕事を割り振って全て自助努力で生活させます。入るのも出るのも自由。性犯罪を犯さないようにおかずだけは支給します。

とはいえ、これでは上手くいかない部分もあるでしょう。
ホームレスの人にもいくつかタイプがいて、ホームレスであることに完全適応している人と、勤労意欲はあるけど本当に仕事が無い人がいます。後者のタイプの社会復帰としてこういう仕組みはあっても良いかも。

完全適応している人って、ホームレスという職業に就いている人達なのでたぶん何もしなくても大丈夫。

女の人に関しては昭和前半のように住み込みのお手伝いさんみたいな職業が復活してくるんだろうか。今のお手伝いさん価格は月30万ほどと相当高いので、ここは価格破壊する余地が十分あるように思う。