【コラム】世代間格差の解消法

以前似たようなことを書いたがもう少し具体的な運用法について考えてみた。
消費の中心はやはり20代30代であり、基本的にその世代を中心にサービスも組まれている。年を取ると、どうしても物欲が落ちてくるのでパッケージ旅行など提供されるサービスが限定されてくる。
ところが、その若者の所得が減少しており、かつ老人の貯蓄が使われずに死蔵している。

そこで考えたのが、子供が30代までなら生前贈与税がかからないという制度。これは以前採り上げた。その運用法だが追加として、
1)税務申告の時に親子で同時に申請する要件を設けること
2)さらに贈与額は子供の納める税金を上限とすること
を提案したい。

メリットは確実に子供にお金が渡るようになること。さらにニートや働いていない子供にはお金が渡らないようになっていること(但し、実質働いていない名義だけの役員とかだとすり抜けられるが…)。
また、税制上も比較的処理しやすいでしょう。親が税金を余計に払うが、その分息子が払わなくても済むわけ。申請書と親子の証明書を添付させるだけで処理できそうだけど。