【コラム】国政選挙の新しいスキームを考える その3

「全ての国会議員は過去に当選したことのある選挙区から立候補できない」
とした場合、どんなことが起こるだろうか。
まず、選挙への立候補の期間を1-2週間設けます。
その際、立候補したヒトは供託金の代わりに寄付を受け付けるようにします。
その寄付の金額か、人数が一定数以上越えたヒトのみが立候補者として受付されるようなシステムにします。

狙いはまともなヒトが立候補して、泡沫候補ばかりにならないようにすることともう一つは個人献金の習慣を根付かせることにあります。

寄付をしないと応援したいヒトが選挙に出られないとなれば、熱心なヒトは寄付をしてくれるでしょう。

早めに立候補すれば、供託金が集まりやすいのとその地域の人に名前を覚えて貰えるチャンスが増えるメリットがありますし、無名なヒトは早めに立候補しないと供託金が集まらない可能性が高くなります。

遅めに立候補すると、そういったメリットはなくなりますが、代わりに競争相手を選ぶことが出来ます。既存の著名な政治家や有名人には有利な応募方法なのですがこれくらい色を付けないと今の政治家は受けいれてくれないでしょう。

それと当然一票の格差は2倍以下に押さえ込むように選挙区は分け直します。

この椅子取りゲームにマスゴミも注目するでしょうから、街頭演説や拡声器を使ったうるさくて金のかかる選挙運動がなくてもそれなりにみんなの関心を引けるはずです。

立候補するのに金もかからず、リスクも少ない。必要なのはみんなを魅了する政策だけ。

まっ、実はどんなに良い政策でもその良さをちゃんと理解してくれるヒトは実は1割いるかいないかなんだけどね。しかも、そのうち、半分以上は利害関係から反対だしw