【コラム】The Phillips Collection
この間、DCに行った時、立ち寄ったのがThe Phillips Collection美術館。
http://www.phillipscollection.org/homepage.aspx
内装が非常に美しく、とても居心地の良い美術館でした。
入場料は12ドルくらいだったかな。
作品も非常に質の高いものばかりで、楽しめました。
特にルノワールの「舟遊びの昼食」は衝撃的だった。
http://www.phillipscollection.org/collection/boating/index.aspx
教科書とかに載っている絵と色合いが全然違う。もっと明るくてフレッシュな感じです。
130年前に描かれた絵だというのにまるで未来から来たような鮮度で魅せてくれます。
これにはちょっと愕然としてしまいました。
油絵では明るいところと暗いところ、近いところと遠いところのコントラストをより強調して色分けすることで、遠近感を上げたり、見せたいものを強調したり、全体のバランスを調節したりするわけですが、あえてフォーカスを絞らずに全体をワイドに使ってこちらに押し迫ってくるような色遣いに圧倒されたわけです。
写真は撮って良いのとそうでないのがあるようです。
外観
地下にあった子供が描いた絵
こんな色じゃないんですよ。とにかく実物を見ないとこの絵の魅力はわからない
ということは、Garmashの絵も実物の方がもっと良いんだろうか。