【コラム】第三の道〜村の再構築

昨日の記事の後、関連する記事をちきりん氏が挙げてくれた。

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[http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20091223:title=「底辺の仕事でもらえる報酬で足りない部分は、セーフティネットで救えばよい」というのが、規制緩和論者(第二の道の主張者)の意見だろう。つまり、稼ぐ力のある人が稼ぎ、稼ぐ能力のない人は福祉で生きていく社会、を彼等は想定している。(“彼等”とか書いてますが、ちきりんも“第二の道”しか解はないと思ってます。)

が、しかし菅副総理は「雇用」が大事だ、という。底辺の人にも“日本で食べていける額を稼げる仕事”がある社会を目指している、らしい。ここが第二の道論者との大きな違いだ。]

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私は低所得者専用の町は部落を作るだけだからと考えて反対だったのだが、昨日の話を重ねると二パターンあることに気付き、それもありかもと考えを改めた。

まず、昨日の話の続き。このネットの時代に都会に実店舗や制作場や工場を持つ意味はないわけです。場所はどこでもよい。ならば、取れたての農作物が手に入り、空気も綺麗でアレルギーも起こらない田舎をベースに起業するのもありではと書きました。生活費は安くて済みますからそれほど利ざやが多くなくてもやっていけます。ITの拠点を田舎に置き、そこで外貨(田舎の外という意味です)を稼ぎ、生活に必要な食べ物は周りから買う。その際、できるだけ生産性の高いスキルを持った人を引っ張ってくる。そうすることで、村全体が潤うような社会を再構築していく。これは十分秀でた能力を持っているヒトの起業パターン。

もう一つは簡単な仕事と生活保護を組み合わせたような職種を増やすことです。
さらに「働いている」低所得者しか住めない箱物を作ることです。現在でも都会では「働いていない」在日や部落のヒトのために住宅をほぼ無償で提供しているわけですからそれらを撤廃して「働くこと」を条件付けします。詳しいことは先週書いたので割愛。

都会の低所得者の町に関してはもう少し考えないといけないので、今後の課題とします。
方向性としては、それでも幸福感を得られる生活です。